いつまでも同性愛を無視する社会は時代遅れ!

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企業も同性愛者を受け入れる体制へと変化

1同姓

産経新聞 6月15日(日)7時55分配信のニュースで、「性的少数者配慮が課題に対応や商機、手探りの企業」という見出しがあった。
『同性愛者など性的少数者を示すLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)への対応が、日本企業の課題となっている。企業は多様性を持つ人材の確保や、新たな市場でビジネスの可能性を探る一方、対応によっては世界的な反発を招く恐れもある。国や地域で文化や意識が異なる中、企業は手探りの対応を迫られている。』

『電通総研の試算によると、日本でもLGBTは人口の5%以上で、市場規模は約5兆7千億円にのぼるという。』

さて、私たちもテレビのバラエティ番組などを通じて活躍するおネエ系タレントを見る機会が日常的になってきました。

しかし、実際に自分の身近に同性愛者がいるかと言えば、そうでもない。
仮にいたとしても世間の目を気にして隠している事も多くカミングアウトしていないだろうし、同性愛者の方と接する機会はあまりないでしょう。

そのような事もあり、日常的にテレビなどで見る事はあっても、実際には何となく嫌悪感を抱いてしまう人も少なくないはず。
同性愛者側にしても、そのような世間の目がある限り、カミングアウトできないという人は多くいるであろう。

今から7年以上前の統計によると、日本の同性愛者は274万人で、20~59歳で約4%(同社のプレスリリースでは7%~10%)という結果になったそうです(2007年にポータルサイト運営会社パジェンタのアンケート結果を元に日系ビジネスが発表)。
難しい質問であり、隠したい人もいる事からこの数字が正確だとはいえませんが、実際にはもっといるのだと思います。

そして、アンケートから7年以上経過している今、時代の変化を考慮すれば更に増えていると考えるのが妥当でしょう。

しかし、これまでの日本ではLGBTの存在を容認しながらも無視する姿勢をとってきました。
日本では同性愛は違法とはされていませんし、LGBTの人々に対する強い反発は諸外国と比べたら表立ってはほとんどない。
それなのに、現在のところ同性間のリレーションシップや同性婚を承認するような法律はありません。

しいていえば、同性間カップルが養子縁組をする例は多くあり、その範囲において同性愛の関係性を認めているという感じでしょうが、直接的な対応ではありません。

社会的には認められているのか?

他の先進国と比べると、日本はまだまだ同性愛への理解は貧しいと言えるでしょう。
権利の保障が遅れているのもそうですが、偏見や無理解からのいじめ、雇用などの面でも差別が生じたり、同性愛者の置かれる社会状況は厳しいと感じます。

このように、日本社会では強い反発はないものの、LGBTの人への理解が十分ではないというのが現実でしょう。

そんな中、日本の企業の一部ではLGBTを意識した商品が販売され、LGBTから指示されている企業も増えつつあります。

よく知られているのがソフトバンクモバイルです。
ケータイ料金の「家族割」は他社でも出しているサービスなのですが、ソフトバンクのは一味違うのです。
私たちが一般的に捉える家族だけではなく、ゲイやレズビアンのカップルでもいわゆる「家族」と認めているのです。
LGBTの間では大変な反響でした。

また、ウエディング業界では、2013年に東京ディズニーシーがレズビアンカップルの結婚式をサポートしました。

他にも下着メーカー・ワコールが「胸を小さく見せるブラジャー」を発売した結果、LGBTの身体が女性でも心は男性というトランスジェンダーからのニーズに合致し、すぐ完売となりました。
これは、企業の狙いではなかったものの、様々な人に目を向けた姿勢が結果に結びついたのだと思えます。

このように、これまではLGBTには該当しない商品が当たり前のように発売されてきましたが、LGBTの人でも利用できるという商品が注目されています。
また、大きな範囲をターゲットとした商品開発が行われるようになってきたのです。
そして、それは一つの大きなマーケットを生みだす可能性を秘めているとされています。

ニュース記事にもありましたが、日本でのLGBTは人口の5%以上、市場規模は約5兆7千億円にのぼるという計算です。
いずれにしろ、企業としてはLGBTを無視できる時代ではなくなってきたと言えますね。

そして社会でも、いつまでも日本人の気質などを理由にLGBTへの理解不足を生じている場合ではありません。
6年後には東京五輪を迎える日本です。
先進国の日本としては、社会的マイノリティーの人権を後回しにしている時ではないのです。
同性愛が認められず罰則があったり死刑になってしまう国もあります。
しかし、日本はそうではない。
違法としていないのであれば、国民が同性愛者の権利にもう少し関心をもってもいいのではないだろうか?

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私はむしろ、違法でないにもかかわらず、未だに何の法整備も行われていない日本の現状に問題を感じます。
世界のなかの日本だと言うのであれば、今後、同性愛者とどう向き合っていくのかも、もっと真摯に受け止め議論すべき課題だと感じます。

法の擁護は必要か?同性婚みとめられる??

同性愛者に対する法の擁護は必要か?同性婚はいつになったら認められるのだろう?

同姓2現在、後進国ですら毎年次々と同性婚が認められています。
私としては、同性愛者であろうとなかろうと、社会的差別のない同等の権利をもてるべきだと思うのですが…。

しかし、日本ではこの手の問題はあまり大きくされませんね。
水面下では、わざわざ日本から海外に行き結婚をする人もいるくらいなのに…。

メディアでも面白おかしいオカマやニューハーフは報道しても、普通に暮らしている同性愛者に注目する事は滅多にありません。

日本人の気質なのか風潮なのか、問題の本質には目を背け、良い部分だけを取り上げる。
海外では同性婚が合法化され「性的な多様性」に配慮する動きも広がっています。

一方、日本では、法律上の問題から同性愛者は様々な不安を抱えています。
その一つが同性婚です。
法律上婚姻関係にないものとされますから、万一、パートナーが事故で緊急治療室に入っても、他人同士とされ面会ができない可能性だってあります。
また、一緒のお墓に入れないなど、同性婚が認められない事で生じる問題は沢山あります。

法が全ての人にとって完璧であるべきとは言いません。
不可能だと思いますから…。
けれど、時代の流れを考えれば、もう少し個別に対応するなど法整備がされても良いのでは?と感じます。
しかし、残念ながら日本はではそういう法整備はありません。

一昔前の70代や80代のLGBTの人達は、まだ社会が受け入れる時代ではなかった事もあり、LGBTを隠し普通の結婚をした人は多くいるでしょう。
本当の自分を隠して生きる事は苦しいかもしれませんが、家族がいることで一定の安心感を得られる事はあります。
しかし、問題なのはLGBTであることを受け止め、法律婚を選択しなかった世代です。

そういう時代に変わったと言う事もあり、そのような同性愛者の人は増えています。
一生を共にすると誓い合ったパートナーがいたとしても、守るべき法律はありません。
それに、そのような人達には、もし介護が必要になった時、面倒を見てくれる子や孫もいません。

このような不安も同性愛者には常につきものであり、日常生活の些細な不安を解決するためには、今のところ「同性婚」しか解決策はないでしょう。
だからこそ、同性婚を認めてほしいと訴えているのだと思いますし、同性婚を認めるかどうかは一つの課題だと思います。

また、日本の憲法では平等な権利を謳っています。
これを基にいかなる理由の差別も禁止していると解釈されていますが、LGBTの人々には適用されない法律もあります。

例えば、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」です。
異性または同性のパートナーから肉体的、性的、心理的な暴力を受けた場合、上記法律では適用外とされるケースもあり、法的保護を受けることができない結果になることも。

そして労働基準法もそうでした。

労働基準法 第1章

第1章 総則 第3条(均等待遇)を見ると、
「使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。」とあります。
これは、性的志向、性自認を理由とした不利益な取り扱いも禁止されている、という解釈ですが、これまでは職場におけるジェンダーや性的指向による差別の禁止への拡大適用が見送られていました。

なお、これに関しては7月には男女雇用機会均等法が改正され、性的マイノリティーに対する同性間の不適切な言動や行為も、セクシュアルハラスメント(セクハラ)となる新たな指針が施行されます。

しかし、LGBTの方々にとってみれば、もっと日本の法整備については期待したいところでしょう。
同性婚についても、政策に盛り込む政党はあるものの、2014年現在、日本の国会などで同性結婚に関する討論はされていません。
国会で討論されていない現状からすると、その実現はいつになるかは不明であり、不安は解消されません。

LGBTの人々にとって、企業の取り組みや個人の理解、社会としての新宿二丁目のようなアイコン的な場所の確保なども大切です。
しかし、社会作りだけでは現状ある差別や偏見など、その方達が受ける立場はそう簡単には変わりませんし、不安は解消されません。

因みにこんな事を書くと「あなたは同性愛者なのですか?」と言われそうですが、そうではありません。
けれど、そのような方達を少数派として目を背けて無視する社会、法や制度には疑問を感じます。

日本でもゲイやオネェと言われる人が活躍し、徐々にオープンとなっています。
世界でも同性婚が認められている国が増えています。
日本はこういう問題や話題には積極的ではありませんが、今まで通りの対応はもはや時代遅れではないかと思う。

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