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ローンの残るマンションを相手に渡した結果

色々な理由から離婚することになりました。

 

財産分与をした結果、夫の方にマンションを渡し、私は実家に戻ることになりました。

 

しかし、問題だったのは、マンションのローンです。

 

新築物件を購入してからまだ3年で、住宅を購入する際の借り入れも4000万近く残っていました。

 

マンション購入の際には、妻であった私も連帯保証人となりました。

 

1人身になった私にはローンを返済する余裕はなく、売却する事も考えました。

 

けれど、「今売っても借り入れだけが残る結果となる」と不動産屋に言われ、夫が「自分が返済する」といい、夫にマンションを渡す形になりました。

 

夫の収入なら、生活資金にローンの返済を加えてもそれほど問題ないと思えました。

 

そして、私たちはスムーズに財産分与も終えて、離婚が成立したのです。

 

それから1年が経過した時の事でした…

 

ある日突然、私の実家に住宅を購入する際の借り入れを組んだ銀行から督促状が届いたのです。

 

 

すっかり自分が連帯保証人になっていることなど忘れていました。

 

そこで、銀行に電話して「マンションは離婚の際に元夫の持ち分となっています。もう私は関係ないので元夫へ催促して下さい」と伝えたところ…

 

「いや、あなたは連帯保証人ですから、離婚したとはいえ残りの住宅を購入する際の借り入れを支払う義務があります」と言われたんです。

離婚後も続くローン問題!元夫との関係も続く

銀行の回答に、え?と一瞬戸惑いました。

 

しかし、そこで自分が連帯保証人になっていることを思いだしたんです。

 

「どうしたらいいんですか?」と尋ねると、「どうしたらと言われましても。あなたか元夫様に支払ってもらう以外は…」

 

当たり前ですが、それ以上銀行と話しても何も解決しない状態でした。

 

私は仕方なく元夫へ連絡を入れました。

 

すると、「たった2ヶ月遅れてるだけだ、払っとくから連絡してこないでくれ!」

 

との回答。

 

少し頭にきた私は「こっちだって迷惑なんです。あなたが自分で払うと言ったんだから、どうにかしてよ」とお互いに感情的に。

 

結局、解決策も見つけられず電話を切りました。

 

しかし、それ以後も住宅を購入する際の借り入れの支払いを滞納していたようで、私あてに“最終通告・期限の利益喪失”という内容の手紙が届いたのです。

 

私がローンを支払う理由も見当たらなかったので、そのまま無視することに。

 

すると、元夫から連絡がきました。

 

「悪いけど、マンション引き取ってよ。俺払えないから」あまりにも勝手過ぎて、その電話をすぐに切りました。

 

しかしよく考えてみたら、連帯保証人になっている以上、私にも支払いの義務があります。

 

でも実際に私が住んでいるわけじゃないし、自分が支払う必要性がどこにあるのか?

 

そんな事を考えているうちに、今度は銀行の方から「任意売却のご提案」という連絡がきました。

 

それはどんな事かと思い、銀行に連絡しました。

 

「このままでは返済の目途がつかないし、債権を回収するためには競売にするしかありません。

 

そこで、一般的には競売よりも高い価格で売れる任意売却をしませんか?」という提案でした。

 

「そして売却したお金を残りの住宅を購入する際の借り入れの返済に充てる」

 

つまり、売却によるローンの返済の提案でした。

 

このまま元夫に任せていても、らちがあかない状況だったので、その方向を考えました。

 

ただし、その場合には元夫の同意を得る必要があり、これがとても困難となりました。

 

というのも、マンションを売ったお金だけでは残りの住宅を購入する際の借り入れを完全返済できない、これが問題となったのです。

 

つまり、オーバーローンの状態です。

 

売却後も住宅を購入する際の借り入れ債務が残るため、私と元夫は完済するまで支払いの義務を負うことになります。

 

その点に納得いかない元夫は、「なんで売った後までローンを支払わなくちゃいけないんだ。

 

銀行に騙されている」などと言って、同意をしてくれませんでした。

 

何もしないくせに自分の意見だけは主張するという、最悪な状態でした。

 

私も同様の気持ちでしたが、債権者である銀行だっていつまでも待ってくれません。

 

それに確かに競売になるよりは価格も高く売れ、住宅を購入する際の借り入れが少なくなるという事実があったので、仕方ないと考えていました。

 

しかし、頑固な元夫の同意を得ることはできず、結局競売の手続きが開始されました。

競売後も残る多額のローン債務

競売へと進んでしまったものの、まだ間に合うと思い説得を続けました。

 

けれど、元夫は「もはやどうにでもなれ」という状態。

 

既に離婚して別れた相手です。

 

しかもそんな状態の相手です。

 

説得することなどできませんでした。

 

結局、競売となり新所有者も現れました。

 

元夫は競売の手続きが開始になって、とっとと新しい女のところへ転がり込んだようでした。

 

離婚して正解だったのですが、あまりにも無責任すぎると思いました。

 

そして引き渡しも完了して、競売は終了。

 

因みに競売じゃなかったら、500万円くらいの残債務ですんだと聞きました。

 

でも今となってはもう遅い。

 

結局800万円もの債務が残ってしまいました。

 

もちろんその残りの債務については、元夫と私に支払いの義務がありました。

 

しかし、元夫には全然連絡が取れない状態。

 

それは債権者も同様だったらしく、私にばかり連絡が来るという事態に。

 

私はもうどうすることも出来なかったので、弁護士に相談して自己破産をすることにしました。

 

私は自己破産した結果、その支払いについての責任がなくなり、債務がゼロとなりました。

 

やっと再スタート

 

元夫については、当然、残りのローンを支払う義務があります。

 

ただ、競売以来、元夫とは全く連絡が取れなくなっています。

 

どこで何をしているのか?どうなったのかはわかりません。

 

しかし、これ以上の迷惑はうんざりなので、私には関係ないことです。

 

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