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連帯保証人を気軽に考えていた結果…

私の弟夫妻は小さな会社を経営してました。

 

5年ほど前、事業資金として借り入れをするために、弟夫妻に頼まれ私は連帯保証人に。

 

その時は少し戸惑ったものの、「迷惑はかけない」との一言で了承しました。

 

3年目頃までは返済も順調で、私も連帯保証人になっていることなんて忘れるくらいでした。

 

しかし、4年目に入った頃、経営状況が厳しくなっているとの連絡。

 

どうやら返済が遅れ始めたようで、突然、私の方にも債権者である銀行から請求が来るようになりました。

 

私には家族もいて、妻との間には子どもが1人、マイホームを購入したばかりでした。

 

その住宅を購入する際の借り入れの支払いもあったので、弟の会社の返済まで出来る余裕はありませんでした。

 

弟夫妻はどうにか会社を立て直そうとしていましたが、会社の運転資金を工面するために個人的にも借金をしているような状態でした。

 

状況は悪化するばかりでどうにもならず、会社を倒産する事になったのです。

 

そして借金だけが残る形に…

 

けれど、弟夫妻は仕事が無い状況で借金を返済する事もできず、生活は困難な状態になっていました。

 

そして弁護士に相談したところ、自己破産を進められたとの連絡がありました。

 

しかし、私が連帯保証人になっていることがひっかかってしまったのです。

 

弟夫妻は自己破産すれば債務の返済義務がなくなります。

 

けれど、連帯保証人である私は引き続きその債務を負います。

 

さんざん話し合った結果…

 

私は仕方ないと思い、弟の借金を代わりに返済することにしました。

 

頼りになる専門家一覧

借金した本人が自己破産、連帯保証人の運命は?

借金の肩代わりに際しては、弁護士さんに間に入ってもらいました。

 

債権者である銀行と返済について交渉してもらいました。

 

私も家族の生活に加え住宅ローンを抱えていたので、一括での支払いなんて到底無理でした。

 

そこで、毎月5万円での返済プランに変更してもらいました。

 

長い返済生活になるものの、これならどうにか大丈夫かもと思えました。

 

それに、弟も仕事を見つけたら少しずつ返済してくれるとのことでした。

 

しかし、そんなに甘くはなかった。

 

景気が回復しない状態で、収入はあがるどころか下がってしまったんです。

 

月3万円の給料カットによって、生活は狂い始めました。

 

生活資金が不足する月もありました。

 

それでも住宅ローンと肩代わりした分の返済は続けなくてはと優先して支払い、結果、貯金を切り崩す生活に。

 

それも徐々に底をつきはじめてきました。

 

そして、完全に家計が崩壊してしまったのです。

 

それは住宅ローンと肩代わりした分の返済を優先的に行っていたからでしょう。

 

給料日前の苦しい状態の時に、どうしても生活資金が足りず、サラ金から「ほんの少しと」いう気分で借金してしまったんです。

 

利息が重く圧し掛かり、思ったように返済はできませんでした。

 

そして借金苦の状態になってしまい、とうとう住宅を購入する際の借り入れまで滞納する事態になりました。

 

さすがにもう限界となり、弟の時にお世話になった弁護士さんに相談することに。

 

どうしても家を残したい意向を伝えたところ、私の場合には継続したお給料があったので、
小規模個人再生という方法で債務整理することになりました。
これによってサラ金などの借金は大幅に減り、無理のない範囲での返済が可能となりました。

 

「連帯保証人にだけはなるな」とよく聞くけれど、その通りです。
自分の生活だけでも必死なのに、人の生活を支えることなんて出来ません。
これは稀なケースだ!と言ってしまえばそれまでですが、
なかなか景気が回復しない状態では、このようなケースは多くあると弁護士さんも言っていました。