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エリートのプライドが人生を狂わせた

エリートや優等生、このようなタイプは挫折に弱い傾向があるようです。

 

うちの旦那は有名私立高校に東大と高学歴です。

 

仕事も大手商社につとめ、よく言うエリートサラリーマンでした。

 

私は学歴や職歴だけを選んで結婚したわけじゃありません。

 

けれど、そんな旦那を持てたことは幸せだと思っていました。

 

それに生活だって裕福だったし、子供にも恵まれて、何の不安もない生活でした。

 

都心に近いマイホームも購入、周りからは羨ましがられました。

 

しかし、ちょっとした事で落ち込んでしまう旦那には少し心配な面もありました。

 

エリート街道を進んで来たせいか、ちょっとでも仕事でミスをすると、落ち込み方が激しいのです。

 

よく、エリートほど一度挫折すると立ち直れないとはいいますが、まさに旦那がそのケースでした。

 

私は一般家庭で育った事もあり、エリートの心境なんてわかりません。

 

しかし、人生なんて失敗ばかり、上を向いて歩くしかないと思うんです。

 

旦那にもそうであってほしいと、落ち込んで返ってくる度に励ましました。

 

けれどそんな簡単に人は変わらなかった。

 

気づけば、精神科に通院していたんです。

 

うつ病とのことでした。

 

 

収入だってあるし、家族もいる、何がそこまで旦那を追いつめたのか…

 

私には見当もつきませんでした。

 

原因として考えるなら、旦那のプライドです。

 

あまりにもプライドが高すぎたのでしょう。

エリートが挫折、失業保険ではローンも払えない

旦那のうつ病状態は一向に良くなりませんでした。

 

それでも会社には行ってどうにか収入は確保していました。

 

しかし、会社に行くことで余計にストレスを感じ、更に追いつめられていたようです。

 

そして、ついに旦那は仕事にも行かなくなりました。

 

そのキッカケは、旦那の同期が課長へと昇進した事です。

 

私にしてみれば、仕事に行くのをやめるほどの事ではありません。

 

けれど、それまでのストレスが爆発して限界となってしまったようでした。

 

会社はうつ病で休職する扱いとなり、傷病手当をもらう形になりました。

 

仕事のお給料は少し減ったものの、生活とローンの返済はできるだけの収入はありました。

 

とにかく傷病手当がもらえる期間の間に旦那には再起してもらわなければ、そう思いましたが、無駄でした。

 

結局、その1年後に会社は自己都合により退職となり、失業保険を受給する方向に。

 

失業保険では住宅ローンの返済は厳しく、何ヶ月かは貯めてあったお金で返済しました。

 

しかし、旦那はもう働く気さえない状態で、収入は私のパートだけ。

 

あっと言う間に家計は破たん状態でした。

 

住宅ローンも滞納が2ヶ月となり、どうにもならなくなったのです。

 

銀行からは督促状だの電話だの、私も限界でした。

 

ここまで来ると恥も何もありません。

 

知り合いの弁護士に相談したところ、「家を売ってもローンが残る。そうなると自己破産しかない。でも旦那が働けば家は残せる可能性がある」との話でした。

 

一定の給与があれば個人再生という法的手段でやり直せるとの事だったんです。

 

もちろん、ローンについては全額支払うのですが、返済計画のリスケジュールをすることができるとの事でした。

 

更に、FPなどを紹介してもらい、保険の見直しなど将来の生活設計を考えてもらいました。

 

これらのことを旦那に話し、再起に向けて説得しました。

 

実際には知人の会社に転職させてもらえるようにするなど、私が道筋を立てたのですが…

 

まさかこんな事になるなんて、思いもしませんでした。

 

けれど、実際起きてしまった以上、仕方ありません。

 

離婚も考えましたが、私は人生失敗ばかりと考えるタイプです。

 

上を見て歩くしかないかと思い、離婚を留まりました。

 

旦那が再就職を決め、その数カ月後に個人再生をしました。

 

自宅が残せただけでも良かったと思います。

 

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