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デメリットはほとんどない!?

口答一番に「任意売却のデメリットはほとんどないです」なんて言い方をすれば、お客様に安心感を与えられるでしょう。
しかし、そこには一つ落とし穴もあります。

 

それは、任意売却は競売という売却方法と比較される事です。

 

確かに住宅を購入する際の借り入れの滞納に始まり不動産の売却を考えた時

  • 競売か?
  • 任意売却か?

という選択を考えなければなりません。

 

任意売却のメリット・デメリットを知ってもらう際には、ただ競売とだけ比較してお伝えするというのは少し疑問を感じます。

 

例えば、売却価格だけを考えて売却方法を決めた場合、確かに一般的には「任意売却の方が高く売れる」というのがメリットとなります。

 

もちろん良い点はありますが、それは競売との比較だけで考えているメリットだという点に注意をしてほしいのです。

 

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本当の意味でのメリットを考えよう!

これからいくつか“これが任意売却のメリットだ”とよく言われる点を挙げてみます。

 

  • 売却価格
  • 費用
  • プライバシー
  • 引っ越し代
  • 退去について
  • 売却期間

 

これらのような事が競売と比較されるメリットとしてよく紹介されますが、本当にそのまま受け取っていいものか…。
というのも、プライバシー1つとってみても
「競売では競売情報が告知される」
近所や職場に知られるなどと言われますが、
「任意売却なら本当に事情を周囲に知られないのか?」

 

実際に任意売却で売り出されれば、チラシや広告、インターネットによって世間の目に入る事になるでしょうし、そうでなければ売れませんね
 
売却の申し込みがあれば、普通に考えて物件を見ないで買う人なんていませんから、あなたが自宅に住んでようが家の外観や家の中を見にくるでしょう。

 

その際には売主のあなたとすれば、拒むことは出来ません。

 

また、競売は競売情報が告知されて周囲に…

 

なんてデメリットとされ相談者の方も不安の一つとなっていますが、投資家でもない不動産会社でもない一般の方がわざわざ裁判所に出向いて競売物件を見るでしょうか?

 

実際にご自分で考えてみて下さい。

 

中古物件ならまだしも、競売物件情報を見たことがありますか

 

「ある」と答えられる方は少ないと思います。

 

競売物件の購入者というのは不動産を扱う業者が殆どです。

 

近年では個人投資家の参入も増えている傾向であり、競売の情報は裁判所で誰でも自由に見れるわけですが、それだけをもって任意売却よりもプライバシーが保護されないと言うのは無理があると思いませんか?


引越代がでるというホント??

また、引っ越し代についてですが、任意売却なら捻出できるという情報が多くありますが、引っ越し費用については法律で決まっているわけではありません

 

これは売却価格がある程度大きい場合やローンの残りの債務がとても少ない場合に限っての事でしょう。
引っ越し代金だってばかになりませんので、売却価格が低ければ債権者だって引っ越し代金の確保に応じるかどうかは微妙でしょう。

 

 

暗黙のルールとも言える引っ越し代金ですが、やはり法律などによる絶対的な決まりごとではない点からして、それぞれの案件によって対応は変わるというのが本当のところです。

 

なお、競売においてですが、身ぐるみを全部剥がされるというのがイメージとしてありますが、国の機関である裁判所が取り扱うわけであり、そんなに非情ではありません。

 

退去費用としての最低限の引っ越し代くらいは捻出が可能です。

信頼できる専門家に相談

このように、他のメリットにも言える事ですが、競売に比較したメリットというのは疑問を感じるところです。

 

比較することで皆さんにより分かりやすく理解を深めていただきたい、というのであれば比較するという方法も一つなのかもしれませんが、本当の意味でのメリット・デメリットというのは案件によって異なるものだと思います。

 

ですから、いい事ばかりではなく「あなたのケースであなたが懸念している事を踏まえて任意売却をした場合、○○はメリットに○○はデメリットになるでしょう」となるはずです。

 

色々な不安や心配ごと、わからない事があるかと思いますが、過大広告や薄っぺらい情報などには惑わされず、隠さずに教えてくれる信頼できる相談者を見つけて下さい。