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債権者である事を忘れないこと

前提として、ローンを組んでいるということは借金をしいているという事です。

 

ローンという言葉がその認識を薄れさせますが、借金をするということは債務者と債権者という関係性というのが大前提にあります。

 

つまり、滞納を始めれば、債権者である相手方は回収する事に専念するわけです。

 

ただし、回収するためにはあなたに協力するという姿勢もあります。

 

滞納が始まればあなたに対して電話や手紙という形で連絡を取るわけですが、これは催促という反面でどうしましたか?という問いかけでもあります。

 

ですから、債権者である金融機関もあなたがローンの支払いが困難であれば、協力しますという姿勢があります。

 

その対応として条件の変更(リスケジューリング)などが考えられます。

 

ただし、事前の連絡なくいきなり滞納されれば債権者側だって困ってしまいます。

 

滞納する見込みがある場合には、事前に連絡して相談するべきでしょう。

当たり前の事ですが、いきなり何の連絡もなく滞納する人と、あらかじめ連絡をくれる人では、後者の方が印象はいいですよね。

 

債権者だって人間です。

 

印象が良ければ親身な対応をしてくれます。

 

また任意売却する場合も同様です。

 

きちんと事情を話してからその手段を取りましょう。

 

その方が、万が一売却後にローンが残ってしまう場合でも、残りのローンについて一括請求したり、無理ある返済計画にしたりすることはしないでしょう。

支払う意思もない、無視を続ける、それなら強硬手段のみ

1〜2ヶ月程度の滞納なら電話や手紙といった優しい対応が考えられます。

 

まだこの時点では滞納者という扱いというよりは「顧客」として捉えてくれています。

 

ですから、言葉遣いや対応も丁寧でしょう。

 

しかし、住宅ローンの滞納が3〜6ヶ月となれば、その態度は変わります。

 

「顧客」ではなく、「滞納者」=「債務者」としての対応となります。

 

もし支払う意思があるのであれば、この時点で交渉をしないと更に容赦ない態度を示してきます。

 

もうここまでくると返済計画の変更に応じてくれるかは微妙なところですが、無視を続ければ債権者は手続きを進めていきます。

 

あなたには、「期限の利益の喪失」という通知が届くことになります。

 

そして、残っているローン分について一括返済して下さい、という請求がされます。

 

滞納しているのに一括弁済なんて無理ですね。

 

しかし、債権者側は滞納者の事情なんて関係ありません。

 

手続き上の請求を容赦なく要求してきます。

 

更には「代位弁済のお知らせ」という通知が届きます。

 

そして新たな債権者からの請求がきます。

 

「あなたに代わってあなたの借金を銀行に全額返済したので、こちらに返して下さい」という内容です。

 

この新たな債権者としては、一般的には銀行がつける保証人は保証会社や債権回収会社となっています。

 


代位弁済が行われると更に状況は厳しくなります。

 

この保証会社や債権回収会社の対応は銀行などとは違います。

 

「顧客」なんていう概念はなく、始めから「ローンを返済しないヤツ」という“債務者”でしかないのです。

 

ですから、言葉使いや対応も悪くなるというケースが多くあります。

 

それに、保証会社などは頭からあなたが返済できるなんて思っていません。

 

通常は “競売”という売却方法で回収を図ることを考えています。

 

代わりに返したお金を何が何でも回収する!

 

これが仕事ですから、債務者(あなた)の反応などどうでもいいと言ったところでしょう。

 

さっさと競売にして、債権を回収しようと行動します。

 

なお、競売手続きの詳細は「競売って何?競売への流れ」で説明しています。

 

それでもなお回収できない借金(債権)がある場合には、更に回収に力を注ぎます。

 

自宅の売却だけでなく、預貯金であったり返戻金がある生命保険にまで手は伸びます。

 

お給料だって同様で、差押えの対象となります。

 

あなたか今どの段階にいるのかは分かりませんが、すぐに解決策を考えるべきです。

 

日々何かに脅かされ、債務者という立場で過ごすのはとても辛いものです。

 

何をどうしたら?と悩んでいるのであれば、任意売却の専門家への相談をお勧めします。

 

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