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家計の管理を妻に任せた結果

妻に家計のやり繰りを任せている家庭は多いと思います。

 

私も給料口座を妻に託し、その中からお小遣いをもらっていました。

 

いくら夫婦と言えども、お金のことはあまり聞けません。

 

というのも、結婚した当初の頃に、「うちの貯金はいくらあるの?」「貯金出来てるの?」「それだけしかないの?」などと、うるさく言ってしまい妻とよく口論となりました。

 

それ以降、妻を信じてまかせっきりの状態でした。

 

 

結婚して2人の子供にも恵まれ、子供たちが小学校に上がる前には一戸建ても購入しました。

 

購入価格は4500万円で頭金を1000万円入れて毎月12万円のローンを組みました。

 

それから10年が経過して、問題は発覚したのです。

 

住宅ローンの滞納です!

 

どうやら1年前にはすでに滞納してしまっていたとの事でした。

 

上の子が高校入学、下の子も受験を控える歳になり塾の量を増やしました。

 

高校の入学金に塾の費用と出費が増えたのです。

 

私のお給料も減ってしまったこともありました。

 

手取りで35万くらいはあったのですが、数年前から2万円減給されて33万円となりました。

 

その中から、住宅ローン12万円、車通勤による駐車場代1万円、塾が毎月3万円、

 

車のローン2万円は必ず必要なお金でした。

 

また水道光熱費、食費や通信費、保険代なども必要経費です。

 

更に、高校に通う子供が部活に入り、アルバイトをしていなかったので、お小遣いを渡していました。

 

子供は2人とも中学までは公立だったので費用はかかりませんでした。

 

しかし、上の子は私立高校に入学して授業料も高くなりました。

 

妻は決して贅沢をしていたわけではありません。

 

自分のものは極力買わないようにしたりして、やり繰りをしていたようです。

 

だからこそ、不足が生じたことを家族に言えなかったのだと思います。

 

また滞納し始めた頃、銀行から督促状は届いたものの、それ以外の連絡はなく安心してしまったようです。

 

私には銀行からの手紙を見せないように隠していたようです。

 

言うタイミングを完全に逃した妻は、1人で抱え込んでしまったのです。

 

その結果、事態は最悪となりました。

ついに競売に!もう駄目だと打ち明けられた

今思えば、もっと早くに打ち明けられていたら…

 

こんな事態にならなくて済んだように思います。

 

しかし、私も妻にまかせっきりにした事もあるし、妻も意地になってしまったのでしょう。

 

けれど、もはや妻1人ではどうにもならない状況でした。

 

それでも妻は私に隠し続けました。

 

妻は1人で専門家に相談しに行きました。

 

そこでとにかく夫である私に話すべきですと言われたそうです。

 

この時点でやっと私が知る事になりました。

 

あまりの衝撃に私は言葉を失いました。

 

それに妻の事を責めてしまいました。

 

一緒に専門家のところへ行き、話しあう事になりました。

 

しかし、まだ納得いかない私は「何で黙っていたんだ」と妻を更に追いつめました。

 

それを見た相談相手から、「奥様はすでに反省しておられます。これ以上追いつめてはいけません。」「それにここで争っていても何も解決しません」この言葉で冷静になりました。

 

確かに私たちがやるべきことは解決に向けて協力していく事でした。

 

私たちが住んでいる物件は、築10年の4LDKSの大手不動産会社の建売住宅でした。

 

まだローンの残りは2000万円ありました。

 

既に競売開始決定通知が届いている状況でしたから、とにかくスピードが勝負でした。

 

鑑定してもらった結果、グレードの高い物件という事もあって、1600万円くらいの売却が可能とのことでした。

 

引っ越し代なども含めてどうにか1650万円くらいの値がつけばいいな、というのが業者と私たちの希望でした。

 

債権者は1つの銀行だけでしたので、交渉はスムーズに進みました。

 

また、買い手も無事につきました。

 

それに、交渉の結果、引っ越し代金50万円というのも確保できました。

 

引っ越し費用としての50万円は、通常ではありえないそうです。

 

今回に限っては、売却後のローン残高が低かったこと、私の安定した収入があること、新しい転居先である物件が安い賃料で済んだことなどが考慮された結果でした。

 

結局、1700万円での売却が決まり、2000万円あった債務は300万円となりました。

 

競売は取り下げられました。

 

引っ越し費用も売却代金から出せたので、手持ちでの費用はかかりませんでした。

 

また、銀行への300万円の支払いも月々3万円としてもらいました。

 

子どもたちにもこの事情を話し、高校生の子には空いた時間でアルバイトしてもらう事にしました。

 

妻ともお金について話すようになり、向き合うようになりました。

 

家族の将来設計をもっと早くにやるべきだった。

 

しかし過ぎてしまったことは仕方ない。

 

むしろ、私たちは良い業者さんと出会えた事で、危機的事態を抜けだす事ができました。

 

競売になってしまうと諦めてしまう人は多いようですが、最後まで諦めない!

 

どんな結果になろうと、向き合うことで次のステップを踏める気がしました。

 

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