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一般サラリーマンの借金はこうして始まった

私と妻は42歳、中学3年生と小学6年生の子供が2人、家族4人の生活でした。

 

誰もが聞いた事のあるスポーツメーカに勤務して20年が経過。

 

周りからしてみれば何ら不自由なく生活を送っていると思われていたし、実際に派手さはないものの、平穏に生活できていた。

 

しかし、今から一年前から少し状況が変わり始めた。

 

会社の業績不振からボーナスが半分以上カットされ、もともとボーナスは少ない会社だったので家計への打撃は大きかった。

 

とういうのも、自宅を購入する際に組んだ借り入れ返済にはボーナス払いを付けていたからだ。

 

更に、会社の業績不振は続き、ボーナスだけでなく減給にまでなってしまった。

 

幸いリストラなどはなかったものの、退職希望者を募る事は行われていた。

 

このままでは貯金ができないどころか、子供の塾や部活道費、住宅ローンの返済も厳しくなってしまうと感じていた。

 

貯金だって住宅を購入する際にほとんど頭金として使ってしまったため、たいして無いというのが現状だった。

 

妻にも仕事をしてもらおうとしたが、子供の塾の送り迎え、部活道での親の参加率が高く妻も空いてる僅かな時間でしか働けず、パートの収入は月3〜4万円程度だった。

 

 

そしてそんな時に限って冠婚葬祭が入るなど、貯金を切り崩してのギリギリの生活だった。

 

けれど収入が回復することはなく、恐れていた子供の高校受験が始まった。

 

県立高校を受験してほしいところだが、子供は幼いころから続けていたテニスが強い私立高校に進学したいと申し出た。

 

子供の夢を奪う事もできず、それを受け入れた。

 

しかし、入学金は県立高校とは格段の差があって、授業料も同様だった。

 

無事に合格を果たした子供だったが、私はどこから入学金や授業料を捻出しようか資金繰りばかりを考えていた。

 

残念なことに学資保険にも入っていなかったので、祝い金が下りるあてもない。

 

しかし、どうにか貯金をかき集め、親からのお祝いなどもあって入学の手続きは済ます事ができた。

 

収入が減ってから1年半が経つ頃だった。

 

妻が体調を崩し、その月のパート代がいつもより半分以下となり、生活費が不足する事態となってしまったのだ。

 

妻と話し合った結果、来月には絶対に返せると判断して消費者金融から10万だけ借り入れた。

 

そして翌月の返済日にはどうにか返す事ができたものの、その月も家計に不足が生じてしまい、同様に10万円借りた。

 

その翌月に事態は更に悪化することになるのだが、考えが浅かったのかもしれない。

 

消費者金融からの借り入れ分として10万円の返済に、毎月の住宅ローンの返済が10万円という状況だったのが、その月はボーナス月として更に20万円が必要となってしまった。

 

残りの貯金も数万円しかない状態だった。

 

ついに返すあてもなく、更に10万円を借りてしまったのだ。

 

この時点で、住宅ローンが毎月10万円、消費者金融からの借り入れが20万円となっていた。

 

しかし段々と歯車は狂い始めてしまったんです。

 

借りては返すの生活に慣れてしまったというか、少し不足がでると少しだけと思い数万円ずつ借りてしまったり、翌月の期限に全部を返せなかったりと…

 

そうしているうちにあっと言う間に借金は膨らみ180万円もの額に達してました。

 

もちろんこれとは別に住宅ローンが毎月10万円とボーナス払いが年2回で20万ずつある状況でした。

脱借金!法的手段を使って債務整理

既に家計は破たんしていたと言えますが、どうにかしなくてはと思い自治体でやっていた法律相談を受けました。

 

弁護士に相談すると、自宅を残したいのであれば「個人再生」はどうかとアドバイスされ、借金を減額してもらい3年で借金を返すという方法でした。

 

住宅ローンは減額されず支払いを続けていくわけですが、私の場合には最低弁済額が100万円となるので、これを3年かけて返せれば、残りの分が免除されるわけです。

 

100万円を3年というと月々3万円を下回る返済なので可能だと思えたし、住宅ローンの返済も10年までは延長が可能とのことでした。

 

早速妻に話して、弁護士に個人再生を依頼する事にした。

 

弁護士と代理人契約を交わすと債権者からの請求も止まりました。

 

弁護士費用は分割にしてもらい、個人再生を申立てるまでの期間の間に弁護士費用を払い終わり、更に申立て期間中には個人再生で返済する分の返済金も少しずつ準備をすることができました。

 

無事に個人再生が認可され、月々の返済は住宅ローンが8万円、借金の返済が2万7千円の合計10万7000円とされた。

 

因みに個人再生後も私の給料は増えることはなかったし、ボーナスもカットされたままだったので、妻には申し訳ないがアルバイトを増やしてもらい、高校生になった子供にも空いた時間でアルバイトをして自分の小遣いにしてもらった。

 

今思えばなんで簡単に消費者金融からお金を借りてしまったのか、と反省している。

 

その前に住宅ローンの返済方法を見直してもらうべきだった。

 

冷静に判断するべきだと自分に言い聞かせていたはずだったけど、お金の問題は深刻であり、状況が把握できていなかったのだと思える。

 

今はまだ月々の返済をしている最中であり債務ゼロというわけではないが、あの時とは違って精神的にも余裕はあるし、新しい再スタートを切れたと思っています。

 

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